足立セメタリーパーク
詳しい事情はわかりませんが、当初お寺さんは、宗教不問で墓地販売することを認めていて、それをもとに、同業他社から出資を募っって販売開始したが、お寺さんの気まぐれで在来仏教のみしか販売したくないと理不尽なことをいってトラブルになっていたのではないかと推測します。
この手のトラブルは割りとよく聞く話です。
最初の契約で条件を確認してあれば宗教不問で販売を続けることになりますが、在来仏教のみの販売になってしまったら、石材店がチラシの集客をやめてしまったりして販売にお金をかけなくなり、より販売不振になっていくことが予想されます。
折り合いをつけて販売を続けるケースもありますが、お寺さんと裁判になってしまうこともあるようです。
霊園開発業者が、新興の会社で、この手トラブルの対策をしておらず、お寺さんに理不尽なことを言われたために販売計画がくるい、資金繰りに詰まり、最悪の結果になってしまったのでしょうか。
同業者としてとても残念な事件であるとともに、寺墓地の販売の難しさを再認識しました。
埋葬料、納骨料について
埋葬料、納骨料、呼び方はいろいろありますが、焼香台を準備し、ご遺骨をカロート内におさめ、目地をとめる、作業のことをいいます。
霊園管理事務所、墓石工事をした石材店がうけたまわり、関東地区では、3万〜5万円の費用がかかるところがおおいようです。
公営霊園、寺院墓地では、墓石工事をした石材店が仕事をやめてしまっている場合があり、その時は、お寺にご紹介頂いたり、公営霊園ですとご自身で探さなければならないこともあります。
この費用は、高いと言われることもありますが、事前に準備が必要で、カロート内に水がたまっていたらくみ上げなければいけないですし、作り方によっては、納骨棺の蓋(拝石)をあけるのに苦労することもあります。また墓石は、かけやすいので注意も必要になります。けっして高くないと、石材店である私は思います、石材店にとっては土日の営業活動が忙しい時とかさなることもあり、アフターサービスのいっかんとして、積極的ではないですがうけたまわっています。一方、霊園管理事務所にとっては重要な収益源になっています。
また、追加で没者名を墓石に彫刻すると、4〜7万円位別に費用がかかります。
中国旧正月の石材納期への影響
中国旧正月休み(今年は1月22日)が、はじまりました。
現在墓石は、中国産石材の使用が多くを占めるようになり、インド産などその他の産地の石の加工も含めて中国で加工をおこなう(文字彫刻も含めて)ものが大部分になっています。
通常ですと、石を発注してから1ヶ月くらいで加工した墓石が納品されますが、旧正月含めて1ヶ月くらいは中国の採石場加工所が休みになるため、今の注文は、3月中旬以降の納品になります。
3月21日が、お彼岸中日で、前後3日、3月18日〜3月24日はお彼岸期間中で、お参りの方優先で工事できない霊園、寺院もあります。
据付工事の職人さんは、大変忙しく、納期は4月以降にしていただくことがおおくなります。
回忌供養で、この期間に墓石建立ご納骨をご希望される場合は、12月中旬くらいまでにご契約を済ませ石の発注をする必要があります。
新年のご挨拶
新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
昨年は、20年近く勤めた会社を退職し、同業他社の石材店に転職するという大きな転機がありました。
今年は、もう少しプログに力を入れていきたいと考えています。
よろしくお願い致します。
稲城府中メモリアルパーク申込み開始
稲城府中メモリアルパーク本年度申込み受付開始しました。申込期間6月1日〜6月30日迄、申込方法郵送(6月30日迄の消印有効)になります。
住所-稲城市矢野口3567番地
最寄駅-京王相模原線稲城駅(徒歩約20分タクシー約5分)。南武線稲城長沼駅タクシー約10分。お盆、お彼岸期間中はそれぞれの駅より京王バスが不定期運行され、ご利用できます。
駐車場-166台(1時間以内無料)
2021年公募内容
芝生墓地(1.5㎡)365区画 使用料1,250,000円 年間管理料15,400円
普通墓地(1.44㎡)44区画 使用料1,300,000円 年間管理料9,900円
合葬式墓地(1体用)111枠 使用料178,200円
合葬式墓地(2体用)117枠 使用料356,400円
樹林式墓地(1体用)50枠 使用料214,000円
樹林式墓地(2体用)125枠 使用料428,000円
申込資格
芝生墓地、普通墓地⇒稲城市又は府中市に5年以上(平成28年6月1日以前から)継続して居住している
合葬式墓地、樹林式墓地⇒稲城市又は府中市に3年以上(平成30年6月1日以前から)継続して居住している。
申込者と申込遺骨(埋葬予定者)との関係
芝生墓地、普通墓地⇒遺骨所持区分、改葬区分は、祭祀の主宰者で一定範囲内の親族等
合葬式墓地、樹林式墓地⇒生前1体は、申込者本人。
生前2体、遺骨所持1体+生前1体、1体用複数申込は、申込者本人又は一定範囲内の親族等。遺骨所持1体、2体は、一定範囲内の親族等。
祭祀の主宰者とは、葬儀の喪主を務めた方、死亡届を提出した方等遺骨を守っていく立場にある方のこと。
一定範囲内の親族等とは、申込者との関係が、①配偶者(事実上の婚姻関係含む)②血族姻族3親等以内③養父、養母、養子
苑内には、葬儀法要施設の『南山ホール』があり、管理事務所、休憩所、売店があります。葬儀、法要、会食ができ、お花お線香も購入できます。東京都の公営霊園の中で1番設備が充実しています。
普通墓地は、本年度募集で最後になります。
墓地の場所が府中市内から行きにくい所にあり、近隣の民営霊園に比べて特段安い訳でもなく人気があまりありません。昨年抽選になったのは、普通墓地の生前申込区分(1.6倍)、樹林式墓地生前1体区分(1.2倍)、樹林式墓地生前2体区分(1.9倍)のみで、遺骨所持者は全員当選しています。
都立多磨霊園、近隣の民営霊園と比較して購入を決めた方が良いと思います。